Arduinoからリレーを直接駆動する
リレードライブ回路を省略
Arduinoを含めてマイコン全般では、LEDの点滅制御などはできても、家電製品などの大電力のON/OFFを直接制御することはできません。そのような負荷の制御を行うためには一般的にリレーというものを使用します。通常であればリレーを駆動させるために、トランジスタとダイオードを使ったリレードライブ回路を使いますが、ここではブレッドボード上でリレーを直接駆動して遊んでみたいと思います。
今回は回路図はなしです。適当なリレー部品が無かったので、書けなかったです。
使用したリレーはJE-105Dというマルツ電波の店頭で販売されているものです。入力電圧は5Vです。負荷は250VACの5Aまで流すことができるので、使い勝手の良いリレーです。Arduinoのデジタルポートと直結しても、安定して動いてくれるのが良いところです。ホビーユースとしては充分だとおもいます。
わざわざリレーを使ってLEDをチカチカさせています。赤色のケーブルが負荷用の配線を示しています。今回はArduinoから電源を取っているので意味がわからないかもしれませんが、実際にはここの電源は商用電源やクルマのバッテリーなどを使用します。
void setup() { // put your setup code here, to run once: pinMode(11, OUTPUT); } void loop() { // put your main code here, to run repeatedly: digitalWrite(11, 1); delay(1000); digitalWrite(11, 0); delay(1000); }
リレーは機械部品なので耐久性に限度があります。上記のプログラムを連続して動さないでください。スイッチ部分が劣化してしまいます。