Google Cloud Platformで無料仮想サーバーを構築する
Google Cloud Platfromの仮想サーバーは一定の条件の下で無料で使うことができます。
条件1:microインスタンスであること。
条件2:アメリカのデータセンターを使用すること。
です。他にも制約はありますが、サーバー構築時点では関係ありません。
通常であれば500円は掛かる仮想サーバーを無料で使えるのは素晴らしいです。
インスタンスを作成する
Compute EngineのVMインスタンスを選択します。
ここで「作成」ボタンをクリックするとスタートします。
先ほど、アメリカのデータセンターしか使えないと書きました。つまりリージョンは「us」で始まるものしか無料では使用することができません。サーバーは太平洋の向こうに出来るので、応答時間が長いのは覚悟が必要です。アメリカの中でも一番日本から近いのが「us-west1」らしいので、それを選択しました。間違っても東海岸を選択してはダメです。
マシンタイプは「micro」にする必要があります。デフォルトのままのマシンタイプでは課金されてしまうので、十分な注意が必要な箇所です。
ブートディスクは使いたいOSを選べば良いでしょう。ここでは「CentOS 7」を使っていますが、他にも使うことができるのでいろいろなOSを試してみるのも良いかもしれません。もちろん「Windows Server」などは無料では使えませんのでLinux系のOSを選択することになります。
この3箇所の設定ができたら「作成」をクリックします。
あっという間に仮想サーバーが作成されました。
もちろん、起動している状態になっています。
※ この記事は2018年8月のものなので、このサービスが無くなっている可能性もあります。最新のGoogle Cloud Platfromの契約内容をよく確認してください。