Google Cloud Platformで無料仮想サーバーを構築する

Google Cloud Platfromの仮想サーバーは一定の条件の下で無料で使うことができます。

条件1:microインスタンスであること。
条件2:アメリカのデータセンターを使用すること。

です。他にも制約はありますが、サーバー構築時点では関係ありません。
通常であれば500円は掛かる仮想サーバーを無料で使えるのは素晴らしいです。

インスタンスを作成する

gce001

Compute EngineのVMインスタンスを選択します。
ここで「作成」ボタンをクリックするとスタートします。

gce002

先ほど、アメリカのデータセンターしか使えないと書きました。つまりリージョンは「us」で始まるものしか無料では使用することができません。サーバーは太平洋の向こうに出来るので、応答時間が長いのは覚悟が必要です。アメリカの中でも一番日本から近いのが「us-west1」らしいので、それを選択しました。間違っても東海岸を選択してはダメです。

マシンタイプは「micro」にする必要があります。デフォルトのままのマシンタイプでは課金されてしまうので、十分な注意が必要な箇所です。

ブートディスクは使いたいOSを選べば良いでしょう。ここでは「CentOS 7」を使っていますが、他にも使うことができるのでいろいろなOSを試してみるのも良いかもしれません。もちろん「Windows Server」などは無料では使えませんのでLinux系のOSを選択することになります。

この3箇所の設定ができたら「作成」をクリックします。

gce003

あっという間に仮想サーバーが作成されました。
もちろん、起動している状態になっています。

※ この記事は2018年8月のものなので、このサービスが無くなっている可能性もあります。最新のGoogle Cloud Platfromの契約内容をよく確認してください。

システム開発

Posted by @erestage