6418日本金銭機械とは
20年ぶりに紙幣のデザインが一新されることが発表されました。
日本金銭機械という紙幣読み取り機を製造している会社の株価が上昇しています。
当面の売上は変化しない点に注意!
残念ながら実際に新札が出回るのは2024年からということで5年以上先です。紙幣読取装置の交換特需というものが発生するのはかなり先になります。そもそも新札のデザインが発表されないと紙幣読取装置の対応製品も出回ることがありません。
1年前にデザイン発表としても特需で売上が伸びるのは2023年くらいでしょう。今、日本金銭機械の株を買うメリットは殆どありません。
配当利回りも低い日本金銭機械
それでは長期的に保有すればいいか?というと長期保有にも向きません。配当利回りが2%を下回っているからです。そして長い目で見ると世界的なキャッシュレス化への流れは確定しており、日本金銭機械に長期投資するのは適切な行動とは推察されません。
前回の新札のときは株価が3倍になりました
2004年に前回の新札が市場に出回りました。実際に株価が上昇し始めたのは2004年から2005年にかけての1年間だけです。
今回も同じような値動きをするとすれば、日本金銭機械の株を買うのは2024年の初頭で良いでしょう。そして売るのは2024年の年末ということになります。翌年からは暴落するのが目に見えているので、長期保有はダメです。
直近で株価は上昇していますが、買った人の殆どは数ヶ月以内に売ってしまうので株価は低迷を続けると予想しています。
まとめ
日本金銭機械の株は2024年に買おう!
ただし、その時点でキャッシュレス社会であれば買わないこと!