令和時代に最適なプログラミング言語【コスパ】
令和時代に入り、小学校でもプログラミング教育が始まることになりました。
大人でも、プログラミング技術を新たに覚えてみようとする方が増えています。
プログラミング言語には、いろいろな種類があることを知っていますか?
これだけ覚えれば良いという万能な言語は存在しません。
利用箇所にあわせて最適な言語を選ぶことが必要です。
Web系の言語と、それ以外の言語があります
一般的にプログラミングというとWeb系のことを想像される方がほとんどです。パソコン上で動くOfficeなどのアプリを作ることもプログラミングと言います。もちろん、エレベータの制御プログラムや人工知能といったものをつくるための言語もあります。
今回は需要の多いWeb系を中心に取り上げていきます。
Web系の主要な言語
- PHP
- Java Script
- HTML(CSS)
とりあえず、これだけ覚えておきましょう。
PHPとJavaScriptは両方を知っておく必要があります。
PHPはサーバ側で動き、JavaScriptはブラウザ側で動きます。
それぞれの言語の動く場所が異なるのです。
Web系の入門言語としてはPHPを選んでおけば間違いありません。
PHPをオススメする理由
- 独学も可能なくらい学習コストが低めです。
- 基本的な技術は数時間で習得できます。
- あの有名なWordPressもPHPで作られています。
- 世界のWebサイトの3分の1はWordPressで作られています。
- このブログもWordPressで作られています。
- 覚えた後で、他の言語よりも仕事が多く見つかります。
JavaScriptをオススメする理由
- 各社ブラウザで共通に使える言語が、これしかありません。
- そもそも、選択肢はありません。
基礎としてHTMLとCSSも必要です
そして、Web系の場合は、HTMLやCSSなどの共通的に覚える必要がある知識もあります。HTMLやCSSは処理を定義するものではありません。表現を定義するものです。なので、プログラミング言語とは言えませんが、そもそも、HTMLが書けないと何もできないので、最重要ですね。
HTMLやCSSについて、無理に覚える必要はありません。ググってサンプルコードをコピペして、思ったとおりの見た目を作れる能力を手に入れれば大丈夫です。
ある程度の規模のプロジェクトでは、デザイナーさんが入ります。そこまで複雑なデザインを求められることはありませんが、最低限の知識はあったほうがよいです。
人工知能系の主要な言語
- Python
Pythonをオススメする理由
- そもそも、現状ではPythonしかありません。
- 一昔前だとLISPとかもありましたが、今はPythonオンリーです。
GoogleのTensorFlowなど人工知能系の開発基盤は、ほぼ全てPythonから動かすことを前提としています。
将来的に人工知能分野に進学・就職をしたいのであれば、Pythonを覚えましょう。
スマホアプリ系の主要な言語
- Java(Android)
- Kotlin(Android)
- Swift(iPhone)
ガチャブームの時と異なり、スマホの開発については、あまり元気がありません。
令和時代に新規に覚える価値があるかどうかは微妙なところですね。
オススメする理由
- それぞれ、純正の言語が決まっているので仕方ありません。
- Android側は無償ですが、iPhone側はMacを用意する必要があります。
- AndroidとiPhone向けの言語は、それぞれ覚える必要があります。
- たまに、両方同時に作れるという言語?もありますが、避けましょう。
- たいていの場合、どちらのユーザーからもクレームが来ます。
- また、バージョンアップに追従できないことが多いです。
Microsoft系の言語
- Visual C#
- Visual Basic
Visual Studio系の言語になります。
Windows上で動作するアプリの大半が、これらの開発環境から作られています。
オススメしない理由
- 有料です。
- 学習用には無料で使えます。
- 商用利用するときはお金を払う必要があります。
- Windows アプリを新規に制作するという案件は減少傾向です。
- 学習コストを考えると新規に習得するのは割に合いません。
結論
- 副業でお金を稼ぐのであればPHPです。
- 将来に夢を見るのならPythonも良いでしょう。