衝突安全基準のワナ【軽自動車は危ない】
後面衝突頚部保護性能試験より
- ここでは、後面衝突を再現できる試験機を用い、衝突された際に発生する衝撃(速度変化、波形等)をダミーを乗せた運転席又は助手席用シートに与えます。
- そのときの頚部が受ける衝撃をもとに、頚部保護性能の度合いを5段階で評価しています。
- この試験は同一質量の自動車が停車中の自動車に時速約36.4km で衝突した際の衝撃(速度変化時速20.0km)を再現したものです。
- ただし、この試験における評価と実際の後面衝突事故は、衝突速度が相違する場合、質量の相違する自動車に後面から衝突された場合や乗員の乗車姿勢・体格、座席の調整位置の相違により異なることがあります。
まとめ
- この試験では「同一質量の自動車」が衝突したときの衝撃で判定しています。
- つまり、軽自動車などでは、試験の基準が緩くなっているのです。
- ペラペラで壊れやすい軽自動車が堂々と販売されている理由がわかります。
- そして、海外では、そのようなクルマを売っていないのです。