Audacityを使って音声からノイズを除去する方法
コンプレッサーを使うことで音声のボリュームは最適化することができました。しかしながら、同時にバックグラウンドノイズも大きくなり、無音部分で「サー」という音が気になるようになってきました。
ノイズを除去するのは簡単です
Audacityのメニューから「エフェクト」の「ノイズの除去」を選択するだけです。選択部分のノイズが除去されるので、あらかじめ「CTRL」+「A」を押して、全選択しておいたほうがよいです。
また、ノイズしかない部分があれば、その部分を選択して「ノイズプロファイルの取得」をすると、より精度が高いノイズ除去をすることが期待できます。ちなみに、プロファイルを取得したら全選択して、もういちど「ノイズの除去」を実行してください。このやり方に気が付かなくて時間を浪費してしまいました。
具体的な操作手順
ノイズのみの部分を選択します。
プロファイルを取得します。
全範囲を選択して「ノイズの除去」を実行します。
ノイズが除去できました。
ノイズ以外の部分の波形があまり変わっていないので、音声部分はクリアなまま、ノイズ部分は除去することができています。
まとめ
動画には聴き取りやすい作品と、ボソボソして聴き取りにくいものがあります。マイクの性能もありますが、比較的安価なマイクであっても加工の仕方によっては、充分な音質で再生することができます。