メルカリのIPOを予測する
メルカリのIPOの話題が出たのは、1年くらい前のことでした。
現実には2017年中にIPOは行われず、今に至ります。
2018年に上場が期待される企業とされていますが、どうなるのか?
メルカリの成長期は過ぎた?
よく、対比されるものとしてLINEがあります。
LINEもIPO直後は元気が良くて、そのあと沈没しました。
あれの二の舞になるのではないかという予測です。
実際に、その通りになる可能性も高そうです。
LINEと同じくメルカリも成長期を過ぎて安定期です。
海外進出が簡単な業態でもありません。
特に物流が絡むメルカリの方がLINEより事業モデルが複雑です。
郵便局やコンビニに設置されている荷札発券端末もあります。
これらは国内ですら安定稼動が難しいものです。
ローソンからの発送がうまくいかないとか問題もありました。
ましてや海外では、もっと大変なことになるのは目に見えています。
海外進出ができるのに失敗したLINEと異なり、進出が難しいです。
進出できないとなると、シュリンクする国内市場しかありません。
国内でも楽天フリマなどのライバルが出現しています。
これから事業環境は厳しくなっていく可能性が高いです。
報道されているのが怪しい
メルカリのIPOについては複数のメディアで報道されています。
これ自体が、値を吊り上げる目的に見えてなりません。
主幹証券会社の陰謀であるとまでは言いませんが、怪しすぎます。
前述のLINEの時といい、話題になるIPOはたいてい損をします。
日本郵政のときもそうでした。
話題になるIPOを買わないというのがIPO投資のセオリーです。