無料のTKドメインを取得してさくらのレンタルサーバで使う方法
ドメインというと有料というイメージがありますが、気軽に取得できる無料ドメインサービスも存在します。本記事では、その中でも割と有名なTKドメインを取得してみます。また、おまけとして、さくらのレンタルサーバで使用できるようにするまでの手順を説明していきます。
最終的な成果物
ドメイン名というのは毎回悩みますね。TKドメインは無料ドメインなのでサクっと決めてしまいましょう。今回はニュースで電通のまつりちゃんの話題をやっていたので「ブラック企業」で取得してみました。
まつりちゃんの件は、とても悲しいですね。別にそれにちなんだサイトにする予定はありません。またブラック企業一覧を作成するようなサイトにするつもりもありません。あくまで練習台としてのドメイン名なので深く気にしないでください。
表示内容は本記事作成時点でのものです。今後、WordPressの導入などの記事を作成する予定なので、上記の画像とは異なる内容が表示される可能性もあります。
TKドメインを取得
TKドメインの取得は公式サイトから行うことができます。日本語対応で安心です。
http://www.dot.tk/ja/index.html
直接取得したいドメインを入力してください。
見れば分かると思いますが「TK」は不要です。
今回はさくらのレンタルサーバで使用するので、さくらのDNS情報を登録します。使用するレンタルサーバサービスの情報を登録してください。
また有効期限を入力することができます。無料の場合は最大で12ヶ月ですが、初期設定では3ヶ月になっているので変更しておくのを忘れないでください。この有効期限は期限切れ前にメールが来て延長することができるそうですが、実際に期限切れになったことがないので、本当にメールが来るのかはわかりません。
ここが、ちょっとした引っ掛けになっています。Facebook等のアカウントが必要なように見えますが、下の方にある「Use your email address to signup!」の「email address」のリンクをクリックするとメールアドレスのみで登録できるので、そっちで登録したほうが良いでしょう。
メールアドレスはgmailなどのフリーメールアドレスで問題なく登録できました。
拍子抜けしますが、ここまででドメイン取得作業は完了です。
ここから先はさくらのレンタルサーバを利用している方向けです。
さくらのレンタルサーバに登録する
コントロールパネルにログインしたら「ドメイン設定」の「ドメイン設定」をクリックします。
新しいドメインの追加というボタンが表示されるのでクリックします。
いくつか登録パターンが表示されますが、「5.他社で取得したドメインを移管せずに使う」の中にある「ドメインの追加に進む」リンクをクリックします。
間違えないように取得したドメイン名を入力して「送信する」ボタンをクリックします。ここで入力するドメイン名は「TK」まで含むので気をつけてください。
追加完了のメッセージが表示されたら「詳細設定にすすむ」をクリックします。
参照先のフォルダだけは忘れずに指定してください。ここにHTMLファイルなどのコンテンツを保存します。指定しないとデフォルトドメインと同じ内容が表示されるドメインになってしまいます。それでもよければ、ここの設定は特にしなくても大丈夫です。
最後に、参考までに最初のページのHTMLを掲載しておきます。
<html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8"> <title>ブラック企業</title> </head> <body> ブラック企業へようこそ。 </body>
まとめ
ドメインの取得と登録というと面倒な気がしましたが、簡単でしたね。
これでひとつのレンタルサーバでたくさんのサイトを運営することができます。