CPCとCTRとCPMについて分かりやすく説明します
Webマーケティングの用語としてよく使われる【CPC】【CTR】【CPM】について紹介していきます。
クリックパーコスト【CPC】
CPCは「クリックパーコスト」のことです。広告1クリックに対して掛かった費用のことです。広告主からすると低ければ低いほどよいです。例えばCPCが10円であれば、10000円の広告費でサイトに1000人を集客することができます。
集客した1000人の1%が商品を購入してくれるサイトであれば、10個は商品が売れる目算が立ちます。その売上から得られる粗利が広告費の10000円を超えていれば出稿する価値があります。
この場合、健康食品などのように商品供給が潤沢な場合は、広告費を注ぎ込んだ額に比例して売上と利益が増えるということがわかるでしょう。
クリックスルーレート【CTR】
CTRは「クリックスルーレート」です。広告の表示回数に対して実際にクリックされた回数の割合を表す指標になります。広告主からすると、クリック単価広告であれば良くても悪くても構わない値です。少々悪いくらいの方が低費用で露出回数を稼げるメリットがあったりします。
広告の掲載者からすると、クリックスルーレートを上げるのが死活問題だったりします。このレートによってサイトの売上が大幅に変動するからです。毎日10000アクセスがあるサイトだったとして、CTRが1%であれば100クリックされます。1クリックの広告単価が50円であれば5000円の売上が立つ計算になります。
コストパーミル【CPM】
ミルとはラテン語で1000を意味しています。1000回広告を表示するときに掛かった費用のことをコストパーミルと呼びます。CPCやCTRと違い、あまり気にするべき数字ではありませんが、先に出たCPC、CTRと名前が似ているので混同してしまわないように気をつけましょう。