映画鑑賞記録「君の名は」

2016年夏に公開された「君の名は」を今頃になって鑑賞してきました。映画とか久しぶりです。ネタバレ注意です。

公開からかなり時間が経過していますが、ネタについては知らないまま鑑賞したので、最後まで楽しむことができました。瀧くんはすごいよね。アーロンチェアを使っているあたりが良く分かっています。お互いに探しに行っていたというのも斬新です。「知り合う前に会いに来るなよ」という、タイムトリップ要素のある作品でしかあり得ないセリフも良いです。三葉が東京にやってきて電車内で出会ったときは二人の身長は同じくらいだったけど、その後に御神体の場所で出会ったときは身長に差があったのも、時間の経過が作品内でちゃんと表現されているという説明だったのですね。

お互いに会いに行っても、瀧くんの時代では三葉は既に隕石災害のために亡くなっていて、逆に三葉の方から会いに行っても瀧くんと入れ替わる前の時代なので気が付いてもらえない。その微妙な環境が二人を結びつけたのだと思うのです。忘れてはいけない大切な人やできごとを、どんどん忘れていってしまう。そういう悲しさもあるのだなと感じるのです。

瀧くんのバイト先が新宿御苑にあったということで、ちょっと地図を見てみたら知ってる場所だった。この作品には無意味に親近感を覚えてしまう要素がたくさんですね。なんか、記事としてオチがつかないですが、観たことが無い人は是非劇場で見ることをお勧めします。

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Posted by @erestage