6502東芝とは

この特集において、はじめて東証2部銘柄を紹介することになりました。数年前の経営危機では大変お世話になった銘柄の東芝です。当時はいつ潰れるかという状況で、わりと沢山稼ぐことができた銘柄です。現在では割と堅調に株価を戻してきており、昨年には4000円台に入る局面も見せました。年末の世界的株安で3000円にまで落ち込みましたが、また復活の気配を見せています。まだまだ面白い銘柄なので、ポートフォリオに戻すことも考えていきたいですね。

配当利回りは0.87%でした

驚いたのが配当金があるということです。そんなに経営状況は好転していたのですね。PERは2.22倍、PBRは1.16倍と指標的に見ても悪くはありません。

売上高は右肩下がり

ここ数年間の売上高は見事に右肩下がりでした。それでも年に3兆円を超える売上高を上げる企業はなかなかないので、これは素晴らしいところですね。普通の会社だったら、海外事業をがんばれ!とか書くところですが、東芝の場合は海外事業で失敗して経営危機に陥ったので、簡単に海外事業をがんばれとは言えない雰囲気があります。どうも日本企業が海外事業を行うと失敗する傾向が強いのは気のせいでしょうか。

アナリスト予想はなぜか強気

よくわからないのがアナリスト予想で弱気にしたアナリストが一人も居ない点です。何の根拠で強気にしているのかよくわかりません。会社予想でも減収減益なのに強気予想をするアナリストは何を考えているのでしょうか?アナリスト予想というものが、微妙な存在であることが、この銘柄を見るとよくわかります。

投資

Posted by @erestage