6754アンリツとは

ローマ字の書き方が難しくて面倒な会社アンリツです。もうちょっと国際化対応して書きやすい英語にすべきだと思います。アンリツは電子機器メーカーのひとつですが、あまり一般には馴染みがありません。四季報によると通信系計測器の有力企業と記載されています。「大手」や「世界首位」などという記載ではないところが重要で、特筆すべき主力製品が存在しないことを暗に示しています。

売上高は右肩下がり

財務状況では2014年から2018年決算にかけて安定して右肩下がりです。この時点で買いの候補からは外れてしまいます。一応、予想では2019年は反転上昇することになってはいますが、5年間も売上が下落した企業が、そう簡単に反転するのか疑問は残ります。

投資指標も配当利回りもいまいちです

PERは47倍、PBRは3倍となっていました。微妙ですね。PERが高すぎる印象を受けます。配当利回りも0.83%ということで、これはかなり低い設定の配当利回りです。なぜ、こんなに値が悪いのかというと単純に株価が高すぎるからですね。特に売上は減少しているのに株価チャートを見ると右肩上がりに600円から2000円まで上昇しています。アンリツの適正株価というのは、少なくとも三桁水準なのではないでしょうか。

まとめ

株価は2000円くらいで、個人投資家にも買えない金額ではありません。その影響か、業績と株価が全然連動しないという不思議な現象が起きているアンリツを紹介しました。

投資

Posted by @erestage