最後の高配当電力株「中国電力」から配当金を頂きました

電力会社は東日本大震災まで高配当株の定番とされていました。
しかしながら、大震災後は原子力発電所の停止などによる経営環境の悪化により、各社で配当政策が見直されてしまい、大手電力会社は軒並み低配当となってしまい個人株主にとっては魅力の少ない存在となってしまいました。そんな中で中国電力は今でもそれなりの配当利回り、3%後半の配当利回りを実現してくれています。電力会社自体は今後も無くなることはないはずなので、1200円前後の株価を考えると、割と魅力があるのではないでしょうか。

中国電力株を100株保有しているので、今回は中間配当が2500円でした。株価もそれなりに安定しているので、春にかけて200株程度は買い増しして300株体制で期末を迎えたいと思っています。日産株も先般300株体制に増強したので、それに引き続いての増強策となります。ここから日本株が年末にかけて急上昇ということも考えにくいので、年明けくらいに買い増しがいいのかもしれませんね。

電力会社の未来ということで考えると少子高齢化の影響で市場は間違いなく縮小していきます。原油価格も上昇傾向にあるので、燃料費の調達も厳しそうです。燃料費だけで赤字ということにはならないと思われますが、中国電力の場合は立地面で関西電力に攻められると辛い部分がありますね。四国電力のように海で隔離されているわけでもなく地続きですから、普通に攻められたら大変な気はします。そんなことを言っていても意外と大手電力同士は営業地域外に攻め入っていかないので、なんとか逃げ切れるのかもしれません。逆に関西に攻め入っていくくらいの気概を見せてほしいですね。

攻めるといえば、なにか戦国時代のような様相も感じますが、戦国時代に比べれば攻めて負けてもなんとかなるので、ここは攻め時、本能寺の変ですよ。明智光秀を見習って攻めなければならないときです。まあ、そんなことを言っていたりしますが来年も引き続いて安定した配当を目指して経営してくれるとうれしいです。中国地方の更なる発展により電力需要が増加するといいですね。島根原子力発電所の廃炉計画も順調のようですし、経営リスクと言えば燃料費くらいのようです。その辺を総合的に判断すると、多少は買い増ししても大丈夫だと判断しています。

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Posted by @erestage