不動産投資の法人スキーム
法人スキームでは法人をつくって、その法人が銀行から借り入れして不動産を購入します。物件ごとに法人をつくることで、個人の与信限度を超えたローンを組むことができます。もちろん、いきなり作った実績のない会社では銀行は融資してくれません。
スキームとは枠組みのこと
この仕組みを成立させる前提にはサラリーマンである必要があります。サラリーマンであれば数千万円レベルのローンを組むことができます。しかし、極端に安い物件ではない限り、1棟分のローンを組むだけで与信枠を使い切ってしまいます。
法人スキームでは新会社の代表としてサラリーマンが居ることで、融資を受けるときはサラリーマンの属性でお金を借りることができ、その物件は本人ではなく法人側の所有となるので、本人の持っている物件は存在しないことになります。
この手順を繰り返すことで、多額の融資を引き出せるという仕組みです。
まとめ
残念ながら?今では銀行の審査が厳しくなっており、この方法で融資を引き出すことはできなくなっているとされています。でも、融資先不足に苦しんでいる地方銀行であれば、借りられるかもしれませんね。