パーセプトロンでXORを作る
結論から言うとパーセプトロンでXORは作れません。
作ることができたら学会で発表できるレベルです。
どのように重みを設定しても、XORは実現できないはずです。
それは、XORが非線形問題であるからです。
これまでの課題はすべてグラフ上で直線で表現できました。
しかし、XORは直線ではないのです。
XORは入力値が異なる場合にのみ「1」となります。
しかし、XORはこれまでに作成したANDとORとNANDを組み合わせることで実現することができます。というか、そもそもNAND回路があればORとANDを作ることができるのでNAND回路でコンピュータを実現することができます。NAND回路が実現できている時点でパーセプトロンはコンピュータを表現できるということが証明されています。
# coding: utf-8
import numpy as np
def AND(x1, x2):
x = np.array([x1, x2])
w = np.array([0.5, 0.5])
b = -0.5
tmp = np.sum(w*x) + b
if tmp <= 0:
return 0
else:
return 1
def OR(x1, x2):
x = np.array([x1, x2])
w = np.array([0.5, 0.5])
b = -0.2
tmp = np.sum(w*x) + b
if tmp <= 0:
return 0
else:
return 1
def NAND(x1, x2):
x = np.array([x1, x2])
w = np.array([-0.5, -0.5])
b = 0.7
tmp = np.sum(w*x) + b
if tmp <= 0:
return 0
else:
return 1
def XOR(x1, x2):
s1 = NAND(x1, x2)
s2 = OR(x1, x2)
y = AND(s1, s2)
return y
print("(0, 0) -> " + str(XOR(0, 0)))
print("(0, 1) -> " + str(XOR(0, 1)))
print("(1, 0) -> " + str(XOR(1, 0)))
print("(1, 1) -> " + str(XOR(1, 1)))
ちょっと長いですが、これまでに出てきたコードばかりです。
意外と簡単であることに驚かされます。
出力結果は
(0, 0) -> 0
(0, 1) -> 1
(1, 0) -> 1
(1, 1) -> 0
となります。
