2016年の年賀状を作ろう!

プリンタの選択

nengazyo

年賀状向きのプリンタはCanonのインクとヘッドが一体化したタイプです。特にプリンタの電源を年に一度くらいしか入れないくらい放置しておいても動くのがCanonのよい所。Epsonのプリンタは定期的に使用する環境の場合以外はお勧めできない。

長期放置後の起動確率が明らかに他社プリンタより劣る。また、そんなに高級機はいらない。インクジェット年賀葉書に印刷するのならインクも3色で充分。あまり色数が多くても見た人は判らない。考えてみてほしいが、元旦に輪ゴムでまとまってくる年賀状をそこまで真剣に見る人はいない。注目される年賀状は写真年賀状とか手書き年賀状だ。家庭用プリンタで印刷されたものは、そんなに一生懸命見られることはないので心配しないでほしい。

プリンタでお勧めなのはCanonの最安値の機種。もちろんプリンタ単体機だ。今ならば3,000円を切る価格で購入できる。それもインクが付いた状態で。不思議なことにカラーとブラックのインクを購入するよりもプリンタを買ったほうが安いという現象になっている。プリンタの処分費用なども考えると完全にお得というわけでもないが、プリンタが古くインクが高い場合はプリンタの買い替えも考えてみよう。

年賀状雑誌からの印刷

基本的に縁なし印刷するべきです。10年前ならともかく、いまどき縁ありの印刷で年賀状をつくるのは微妙です。プリンタの設定から変更できるので、プリンタのマニュアルをちょっと読んで見ましょう。そんなに難しくはありません。

年賀状雑誌のCDやDVDの中には、大抵の場合、メッセージが入ったバージョンと入っていないバージョンの2種類以上のパターンが収録されています。特にこだわりがなければ全て入っているバージョンで作成してしまいましょう。差出人を裏面に書きたい場合はメッセージが入っていないバージョンで画像編集ソフトを使って編集してから印刷します。この場合の画像編集ソフトにはPhotoshop Elementsがお勧めです。ちょっと高いですが、値段分の価値はあります。

画像の選択にもコツがあります、カラーインクの消費バランスがよくなるように画像は選びましょう。赤ばっかり減る画像を印刷したときは、黄色などを消費するタイプもある程度印刷します。各色のインク残量は確認できるので見ながら調整していきましょう。特に安いプリンタのインクは一体型なので各色をバランス良く使うことは印刷コストに直結します。一番高いのは年賀葉書ですが、次に高いのはインクなのです。

印刷時は最初は1枚、以後は一度に10枚程度を印刷します。一気に印刷すると途中でインク切れになったときに、書き損じ葉書が大量にできてしまいます。できれば印刷中はプリンタに張り付くようにしましょう。印刷が終わったものは、そのままでは乾ききっていない可能性があります。重ねると表面が汚れてしまうことがあります。必ず、チラシなどの上に並べて乾燥させましょう。昔のプリントゴッコには乾かすための専用品がありましたね。

まとめ

冒頭にある年賀状は技術評論社の「らくらく作成! 厳選 こだわりの和年賀状 2016年版」から印刷したものです。割りと人気だったようで、Amazonなどでは既に品切れになっています。割りと良い感じなので、コンビニで見かけたら手にとって見てみてください。それでは、よい年賀状ライフを!

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Posted by @erestage