Google Chromeを複数使用する(ポータブル版)
画面はイメージですが、Google ChromeはGoogleのアカウントと紐付けされています。そのため複数のアカウントを持っていると不便に思うことが無いでしょうか？そうです、Google Chromeを複数インストールしたくなることがあるかと思います。そうでなくても、見られたら不味いサイトを見るときにも普段使いのChrome側に履歴が残らないという利点もあります。
そこで役立つのは、Google Chrome Portableです。本来USBメモリ上にChromeをインストールして、持ち運べるようにしたものですが、別にハードディスク上において置いても問題なく動作します。そこで、このポータブル版を必要な数だけインストールするというのが、今回の記事の要旨です。
それでは、ダウンロードからはじめていきます。
http://portableapps.com/apps/internet/google_chrome_portable
こちらのサイトの下のほうにダウンロードボタンがあるので、ダウンロードしてください。バージョンがいくつかありますが、最新のもので問題ないでしょう。アップデート機能も動作したので、特に気にする必要はありません。必要があればいつでもバージョンアップすることができます。
さて、ダウンロードしたファイルを実行していきます。
インストーラ自身にはGoogle Chromeの本体は含まれていません。インストール中にダウンロードが行われます。したがってネットに繋がっていないと、インストールすることはできません。
特に、いろいろ聞かれることもなく、上記の画面が表示されれば完了です。
インストール先は、このような状態になっているはずです。このフォルダ全体をコピーすることで、Chromeをいくらでも複製することができます。使い始める前にコピーを作っておきましょう。Chromeを実行する場合は「GoogleChromePortable.exe」ファイルを実行してください。後の使い方は、通常のChromeと同様です。
まとめ
Google Chromeは便利ですが、どんな情報をGoogleに送っているのか怖い部分もあります。特にGoogleのアカウントにログインした状態で変なサイトを見に行くと、表示される広告も変な感じになっていくので家族で共有しているパソコンなどの場合はうっかり使うのが難しかったりします。そんなときでも、このポータブル版のChromeがあれば問題ありません。充実したChromeライフを送ることができるでしょう。