水没した北陸新幹線【上越妙高から長野駅が不通】

   

台風19号の影響で、北陸新幹線車両10編成と本線設備が水没した北陸新幹線。復旧の目処は未だに立っていません。

10月15日現在、北陸新幹線の上越妙高から長野駅の間が不通になっています。この区間は元々在来線がありました。妙高高原を境にして、新潟県側が「妙高はねうまライン」そして長野県側が「北しなの線」となっています。そのうち「北しなの線」は北陸新幹線と同じく台風の影響で不通となっています。そのために、臨時の特急列車で代行輸送などという手段がとれなくなっています。

新幹線が出来る前より悪化した

北陸新幹線が出来る前の主要な首都圏との鉄道ルートは特急はくたかで越後湯沢に行き、そこから上越新幹線で東京に出るルートと、特急しらさぎで米原に行き、そこから東海道新幹線に乗り換えるルートがありました。距離的にも経由する事業者数的にも越後湯沢経由が割安で、よく利用されていました。

平行在来線は既に特急が走らないので、はくたか号で越後湯沢乗換えという選択肢は既にありません。そのため米原で東海道新幹線に乗り換えるという選択肢しかないのです。

北陸地方との往き来は航空機のみに

心配は要りません。元々、新幹線が出来る前は小松空港や富山空港、能登の方であれば能登空港が利用されてきました。乗り換え時間をいろいろ考慮しても3時間もあれば東京の出ることができたので、航空機での輸送は新幹線の無い今では有力な手段です。使用機材を少し大型のものに変えるだけで輸送力を比較的簡単に増強できる航空輸送の強みが出ているとも言えるでしょう。

実質的に北陸との移動手段は当分は航空機に限られそうです。

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