レッツエンクリプトが難しすぎて使い物にならない。

話題になってる?「レッツエンクリプト」

SSL証明書を無料で発行してくれる「レッツエンクリプト」が公開されました。
当初の予想では、Web上から簡単に証明書を取得できると思っていました。

その期待は裏切られ、どうしようもなく頭の悪いシステムとなっています。
証明書の自動更新のため、謎のアプリを入れないと証明書を取得できません。
実際には環境依存が激しくて、自動更新なんかできません。

この謎のアプリが、単体で起動するのならまだしも、依存ファイルが多すぎます。
勝手にいろいろアップデートして環境を壊してくれる親切設計です。
Javaベースとかで、もうちょっと環境依存を減らせなかったんだろうか?
アメリカでは流行っているらしいPythonで書かれたツールです。
このツールはテキストユーザインターフェイスを備えています。
いや、いっそコマンドオンリーの方が使いやすかったと思います。話題のこのツールを動かすと、こんな感じで表示されます。

enter_mail_address

lic_read

まあ、この後で良く判らないエラーになって異常終了してくれました。
パブリックベータに期待するのはよくないですね。
ちらほらと成功した事例もあがっていますが日本では少ないです。
なんとか成功できるパターンを探し出してみたいですね。

そもそも使用許諾をPDFで公開していることが意味不明です。
テキスト公開にして、この画面に表示すればよいのにね。

まあ、無料サービスに期待しすぎてもよくないですが。
こういうインフラサービスはシンプルに徹する設計が妥当だと痛感しました。

 

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Posted by @erestage