Log4jを使ってみよう!
意外と簡単に使えるLog4j
ログライブラリとして有名なLog4jですが、設定ファイルの記述などハードルが一見して高いので、敬遠されてしまう傾向があります。特に日本の開発現場では標準出力でファイルに落としておけば良い!という考え方があったりするので、より使われない印象ですね。でも、バージョン1.2系で基本的な部分を使うだけならば意外と簡単に使えます。
ライブラリをダウンロード
なにがともあれ、ダウンロードしないと始まりません。下記URLからファイルをダウンロードして、Jarファイルを使えるようにしましょう。
https://logging.apache.org/log4j/1.2/download.html
ソースコード
package jp.co.log4j; import org.apache.log4j.Logger; import org.apache.log4j.PropertyConfigurator; public class LogTest { /** * Log4j */ private Logger log = null; LogTest() { log = Logger.getLogger(LogTest.class); PropertyConfigurator.configure("log4j.properties"); log.info("じょうほうがあります"); log.error("ただしくありません"); log.debug("でばっぐするよ"); try { throw new Exception(); } catch (Exception e) { log.error("れいがい", e); } } /** * @param args */ public static void main(String[] args) { new LogTest(); } }
実行結果
2016-06-12 18:39:36 [INFO ] じょうほうがあります (LogTest:17) 2016-06-12 18:39:36 [ERROR] ただしくありません (LogTest:18) 2016-06-12 18:39:36 [DEBUG] でばっぐするよ (LogTest:19) 2016-06-12 18:39:36 [ERROR] れいがい (LogTest:24) java.lang.Exception at jp.co.log4j.LogTest.<init>(LogTest.java:22) at jp.co.log4j.LogTest.main(LogTest.java:32)
まとめ
びっくりするほど簡単ですよね。
日時ローテーションとかもできるので、是非Log4jを極めてみてください。
楽しいですよ!