ミネルヴィニの成長株投資法を読了

   

まだ読みきれてはいなかったりしますが、重要らしい最終章とその前の章を読んでみました。

ロスカットは重要ということです。損切りは置くなという本もありましたし、それはある意味正しいとは思うのです。しかしながら損失を取り戻すのはロスの程度によって必要な上昇率が加速度的に増してしまうことが重要です。要は5%くらいで損切りしておかないと、そのあとのトレードが良くても元の状態に回復するのには長期間が必要になってしまうのです。

優良株しか買わないので損切りは置かない、という姿勢も良くないとされています。現在はメガバンク株を長期投資目的で買っていますがロスカットを置こうなどとは全く考えたことがありませんでした。一流会社の株だからと言って単純に持ち続けると破産してしまうリスクがあります。倒産はしなくても先ほどのように株価が下がると回復するのは大変です。数年のスパンで回復してくれる可能性もありますが、最初の段階でロスカットしておけば、より安い値段でたくさんの株を買い戻すことができます。その場合、次の株価上昇では放置した場合とは全く異なる含み益を獲得することができるでしょう。

ポーカーでも株式市場でも確実性に賭けているのではなく、確率に賭けているのだ。

長期でみて、負けトレードでの損失よりも勝ちトレードでの利益のほうが大きくなるようにすれば、それだけで成功できる。

ということです。全ては勝率と資金管理です。ラリーウィリアムズの本と同じような結論ですが、根拠付けがしっかりしている分、こちらの方がしっくり来る気がします。

例えば原油(1699)を390円で1000買ったとすると39万円ですが、損失は5%までとすると、19,500円までしか損失は許容できないということです。20,000円下がったりしたときは即座に損切りする判断が求められます。買ったときから20円下がることは今までに経験がありませんが、そのような不調になったときには、敗北を認めなければなりません。損失を受けれましょう。

損切りをしたあとにときどき、株価が上昇することもあるだろう。

私は自分を愚か者だと感じたり、怒ったりするだろうか?

そんなことはない、株式投資やトレードとは、長期的に見て利益が損失を上回る確率に賭ける仕事だ。

損切りした結果、そのトレードが結果的に失敗に終わっても気にする必要はありません。勝率が僅かでも上回っているトレード手法を実行していれば、最終的に利益を出すことは充分に可能なのです。その勝率を確保することは、基本に忠実であればどのようなトレード手法であっても実現できる可能性があります。

メリークリスマス。

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