3864三菱製紙とは
ミツビシとついているだけで大企業という雰囲気が漂いますが、三菱グループの一角を占める三菱製紙という企業を紹介します。最近のニュースで印刷所が紙不足に苦しんでいるという内容がありました。紙不足に苦しんでいるということは紙を生産している会社は業績が良いのではないか?という推測のもと、三菱製紙を分析していきます。
株価は異様に割安な三菱製紙
PERが0倍?PBRは0.34倍ということで、指標だけで見ると三菱製紙の株価は異様なくらいに割安です。利益がマイナスでPERが算出不能という会社は良くありますが、0倍と書かれているのは初めてかもしれません。
三菱製紙の直近の決算は赤字でした
第三四半期の決算では経常利益が16億円の赤字となっています。今年に入ってから多くの企業の株価がそれなりに持ち直すなか、一貫して株価が下落するという三菱製紙です。紙不足という話は三菱製紙とは関係ないのでしょうか?四季報では【印刷・情報用紙主体】と書かれているので、関係あるとは思うのですが。
仕入先も販売先も三菱商事
三菱製紙は仕入先も販売先も三菱商事となっていました。これは三菱商事に高く原材料を売りつけられて、製品は安く買い叩かれるというパターンのような気がしてきました。大丈夫なのかな?
従業員は沢山います
製紙業界は機械化が進んで、さほど人は要らないと認識していましたが、三菱製紙は3700名を超える従業員を擁しています。一体、なにをするためにそんなに居るのかわかりませんが、平均年齢が46歳と高年齢なところから推察すると他のグループ企業から転籍されてきたメンバーが多いのかもしれませんね。採用予定人数が10人となっている点をから見ても、そんな気がしてきます。
まとめ
三菱商事は微妙な会社である。