野村證券が赤字決算で経営不振【倒産?】

野村證券を始めとする日本の大手証券会社の業績が極めて悪いです。ここで言う証券会社とは野村證券や大和証券などの旧来から存在する証券会社を指します。楽天証券などのネット証券各社の業績は特に悪くなっていませんので注意してください。

これからはネット証券の時代

これからはネット証券の時代と言われるようになってから、早20年近くが経ちました。その間、旧来の営業手法に拘り続けてきた野村證券や大和証券が倒産するのは歴史的に見れば必然と言えるでしょう。仮に倒産しなかったとしても楽天証券など新興の証券会社に吸収されて消滅してしまう可能性が高いです。

証券会社は無くなっても困らない

証券会社が倒産すると困るような気がしますが、証券自体は証券会社においてあるわけではありません。株式も債券も電子化されているので、顧客とのやり取りを仲介するだけの存在なのです。商品券をスーパーで買うみたいな感覚の商売ではないので、そもそも証券会社自体にブランド力は無いのです。楽天証券で買っても大和証券で買っても証券自体の効力に差はありません。90年代に山一證券という会社が倒産しましたが、これで直接的に困ったのは山一證券自体の株を買っていた人だけです。山一證券でトヨタの株を買った人は何も困らないのです。

差があるのは手数料

令和時代の現在、ネット証券で10万円程度の売買をしても100円程度しか手数料が掛かりません。もっと安いところも存在します。ところが野村證券で売買すると2808円も掛かるのです。先ほども申し上げたように、どこで買っても同じものに28倍の手数料を払う経済感覚の人は減っています。

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なおかつ、ここ最近は株価が急上昇するような局面も無く、営業マンが顧客に積極的な売買を勧めることが出来なかったという、営業上の問題もありました。手数料が高くても売買してもらえなければ仕方がありません。

まとめ

野村證券や大和証券などのビジネスモデルは終焉しました。
それ以下の地方証券会社が来ても話を聞いてはなりません。
あなたのお金を手数料の名目で盗み取ろうとしていますよ。

投資

Posted by @erestage