プラチナ価格が金価格よりも安い原因

プラチナは金よりも貴重で高価な金属である。そう思っていた時期が私にもありました。事実、プラチナ価格は金価格よりも高かったのです。でも、それは昔の話、今では金の方が高価になっています。なぜ、このような逆転現象が発生したのでしょう?

原因はフォルクスワーゲン

ここで、プラチナの用途を考えて見ましょう。プラチナは宝飾品としては割と地味なのであまり使われません。一番使われるのがディーゼルエンジンの排気ガスの浄化装置の触媒としての用途です。ディーゼルエンジンは主にヨーロッパ諸国で「エコ」であるとして好まれてきました。そう、フォルクスワーゲンの燃費偽装事件が発覚するまでは。フォルクスワーゲンの事件以降、クリーンディーゼル車は一気に販売台数を減らしてしまいました。当然、触媒としてのプラチナも必要ではなくなります。それによる需要の激減がプラチナ価格の下落に拍車を掛けました。

まとめ

今はプラチナよりも金投資の時代!

投資

Posted by @erestage