RaspberryPiでradikoを視聴する!【2019年版】
数年前に作成した【radiko視聴用ラズパイ】を、もう一度作ることになったので、この記事を書きました。以前の記事はこちらになります。https://www.erestage.com/develop/raspberry-pi-radiko/
基本的に前に作ったときと同じ手順で再生することができました。
必要なパッケージをインストールする
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install deb-multimedia-keyring
E: パッケージ deb-multimedia-keyring が見つかりません
というメッセージが出てきましたが、特に支障はありませんでした。念のために書いておきますが、最新のラズパイでは、このコマンドを実行する必要が無い様子です。重要なパッケージのインストールは以下の2つになります。
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install mplayer
pi@raspberrypi:~ $ sudo apt-get install rtmpdump swftools libxml2-utils
Radiko再生用のスクリプトを導入する
以前の記事にもありますが、こちらからスクリプトをダウンロードしてください。
そして、ラズパイの任意の場所にアップロードします。chmodで実行属性を付けて、下記のコマンドで音が鳴ることを確認します。終了するときは【Ctrl】+【C】です。
pi@raspberrypi:~ $ ./play_radiko.sh NACK5
選局コード【NACK5】の部分はお住まいの地域に合わせて変更してください。無事に音が鳴れば、ひとまずは完了です。
非同期で実行する場合
再生中にコンソール操作ができないのは残念ですね、バックグラウンドで再生したいという要望もあるはずです。その場合は、こちらの【nohup】コマンドを使えば非同期で実行できます。
pi@raspberrypi:~ $ nohup ./play_radiko.sh NACK5 &
切断時に自動再接続するスクリプト【参考】
非同期で実行しても、ネットワークの不調などで切断されてしまうことも考えられます。その場合に自動的に再接続するスクリプトを書いてみました。
while true
do
bash ./play_radiko.sh NACK5
sleep 10s
done
この場合、ログを残すのもSDカードの寿命的によくないので、このようにすれば良いです。例えば、ラズパイの起動時に、このコマンドを実行するようにすれば電源を入れるだけで再生することができます。
pi@raspberrypi:~ $ nohup ./loop_radiko.sh NACK5 >/dev/null 2>&1 &
まとめ
ラズパイとRadikoは相性がいいので、使っていないラズパイがあれば是非試してみてください。