WordPressの記事中に広告を自動挿入する方法
WordPressの記事中に広告を入れると収益が向上するらしいです。
本当に向上するのか試してみたいところですが、既に作成した記事中に広告を挿入してまわるのは労力が掛かりすぎます。新しい記事中に入れるのも忘れてしまいそうなので、これは自動化しておきたいですね。そういうことを考えた人は意外と多いようで「functions.php」にコードを書くだけで実現できることがわかりました。
広告をどこに入れればいいのか?
おそらく、この見出しの上に自動挿入されているはずです。画像広告が表示される設定なので、この文字だけの記事に潤いを与えてくれていますね。ここで紹介するプログラムでは記事中の最初の見出しタグの前に表示するようにしてあります。このコードを「functions.php」の最後に追記してください。
// 本文中に広告を表示 function add_ads_content($the_content) { $REGEX_PATTERN = '/<h\d{1}.*?>/i'; if (is_single()) { ob_start(); get_template_part('ad'); $ad_template = ob_get_clean(); // 見出しの表示箇所があれば広告領域を付けて置換 if (preg_match($REGEX_PATTERN, $the_content, $h2results)) { $the_content = preg_replace($REGEX_PATTERN, $ad_template . $h2results[0], $the_content, 1); } } return $the_content; } add_filter('the_content','add_ads_content');
ここでは「get_template_part」で広告のHTMLを取得しています。$ad_templateに入っているコンテンツが表示されるので、ヒアドキュメント等で設定するように改造しても構いません。その場合は広告を変更するときに再度編集することになるので、よく変更するようであれば、このようにしておいたほうが扱いやすいです。
広告効果は向上するのか?
結論から言うと広告のパフォーマンスは改善されています。これまではサイドバー上部と記事末尾に広告を出していただけなので、特にスマートフォンで表示したときに、広告をクリックする機会は少なかったです。今回の改良によって、見出しコンテンツ直後に広告が表示されるようになりました。もちろん、必ずクリックするというものではないでしょうが、スマートフォンの場合は誤ってタップして遷移してしまうという効果も少なからずあるように感じています。
注意
この記事中に広告挿入のテクニックはプログラムがある程度書ける人向けになっています。プログラムの内容をよく理解してから使うようにしてください。