ブロガーの収益性について考える

ブログを書くと副収入が得られる!!
そんなお話はたくさんあります。
似たようなのでYoutubeで動画再生されれば儲かるとかね。

実際問題として、ブログを運営してどれくらい稼げるか、書いてみます。
ブログと言えば広告収入を得ることですね。
もちろん、物販とかもできなくはないでしょうが、現実的ではありません。

このサイトではありませんが、15年くらい前にサイトを運営していました。そのころは、かなり真面目に運営していたので月に広告収入は30,000円程度でした。
AdsenseとAmazonアソシエイトと楽天アフィリエイトを導入してました。ほぼ1:1:1の割合で収益が上がっていましたが、本業が多忙になったこともあって、最終的にはサイトを畳む形になっています。

ブログを書いて、ある程度稼げる人は、だいたい本業でもそこそこ稼げるようになるので、モチベーションの低下は必ず起こってしまいます。その結果として、現在では広告収入は最盛期の10分の1にも満たない燦々たる状態です。

ちなみにこのサイトではエントリ数は500程度、年間収益は30,000円程度です。エントリ当たりの年間収益を出すとすれば・・・。ここではEntry Emarnings Ratio(EER)という新しい単位を使ってみますが。

EER = 30000 / 500
EER = 60円/年

となりますね。
単純に5000エントリ用意すれば300,000円です。
無謀なエントリ数のように感じますが、仮に投資信託でこの収益を実現しようとすると、年率3%としても1,000万円の投資が必要になってしまいます。1,000万円用意することに比べたら5,000エントリ記事を書くほうが現実的かもしれませんね。

ここまで書いてきて、コストについては述べていませんでした。
もちろんサーバの維持費用などは必要になってきます。
このサイトでは月額1,000円のコストが掛かっています。
年間にすると12,000円です。コストの低減も長期的には重要になります。
最初の1年くらいはコストを回収できないこともあるでしょう。

また、話は戻って、5,000エントリ作るとして、1記事は1時間で書けるとします。
単純に5,000時間ですね。毎日10時間作業しても、500日が必要です。まあ、非現実的なものではありませんね、500日で1,000万円を用意するよりは無茶な話ではありません。

とにかく、なんでもいいから記事数を稼げ!
これに尽きるのかもしれません。

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Posted by @erestage