ソフトバンク(9434)が公募価格割れの事態に!

今日からソフトバンク(9434)が上場しました。新聞広告なども出ていて、怪しさMAXなIPOでしたが、当選したけど見送って正解でした。なんと初日から額面割れです。それも一瞬でも値段が公募価格から越えることもなく、完全に額面割れする銘柄は初めて見たような気がします。この記事を書いている時点で株価は

1360円

でした。
公募価格は1500円だったので、100株買っていたら、現時点で14000円の含み損を抱えていることになります。細かい話だけど10万円を超えていると売買手数料も掛かるから、売るのも躊躇しますね。いや、これは損切りしないとダメだけど。

もちろん、賢い人も居て、成行の売りが926200株出ています。とにかく投げ売りたいということですね。サラリーマンが昼休みに慌てて投売りの指示を出しているようにも見えます。後場は、これらのこともあって荒れそうですね。

公募価格割れの原因は何か

そもそもがIPOの抽選倍率も1.1倍しかありませんでした。倍率が低いIPOはたいてい損失になります。それは日本郵政のIPOで大きな損失を出したので、充分に承知しています。だからこそ、今回は購入せずに見送ることができました。

予想配当利回りが5%を目標とするそうですが、とてもそんなに出るような気がしません。そして5%の利回りでは、こんなに一気に下落する株価をフォローすることができません。それであれば日産株でも買っておいたほうがまだましなものです。

どの辺りが買い時なのか

成熟事業で将来性の見込めない携帯電話事業の株なんだよね。ドコモの株価が2500円くらいなので、それから1000円くらいディスカウントした株価としてIPOの公募価格が決定しているのだと思うのですが、本来であれば2500円の5分の1くらいの価値じゃないかなと思うのです。つまりソフトバンクの目標株価は500円だと考えています。今はまだ指値できない価格ですが、そんな遠くないうちに500円まで行くと思いますよ。もちろん、途中で持ち直したりとかすると思うので、一直線に落ちていくことはないでしょうが。

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Posted by @erestage