6857アドバンテストとは

アドバンテストという企業は一般には良く知られていません。

半導体検査機器の大手企業

四季報を見ると半導体検査機器の大手となっていました。
なるほど、だから社名にテストと入っているのですね。
シリコンテストという社名にすれば良かったのに。

売上は右肩上がりです

売上を見ると2017年に少し落ち込んだ時期がありましたが、概ね上昇傾向を示しています。これは期待の持てそうな銘柄ですね。それを反映してか株価も1000円から2000円を超えるところまで一気に上昇したようです。

配当利回りも悪くない

株価が急上昇した企業は相対的に配当利回りが悪くなるケースが多いのですが、アドバンテストの場合は3.2%の配当利回りがありました。今の値段で買っても悪くはなさそうですね。

不安な点は人材育成

四季報を見ていても、直近の業績を見ても問題はなさそうですが、課題として「従業員の平均年齢が異様に高い」という点だけ提示しておきましょう。「45歳」となっています。平均が45歳ということは、かなり社内は高齢者だらけという印象があります。平均年齢35歳の会社でもそんなに若い雰囲気は無いので、45歳というのは想像を絶する環境ですね。

ちなみにトヨタ自動車の従業員平均年齢は39歳でした。

急成長している企業は、新人を採用していくので平均年齢は若くなっていくものです。成長しているのに平均年齢が高いということは社内のどこかに無理が生じていると見るのが適切でしょう。採用した若手がどんどん退職しているのかもしれませんね。この調子では20年もしたら現在のコアメンバーの大半は退職してしまうので、人手不足倒産してしまうのではないかと心配です。

投資

Posted by @erestage