買っては損する!?外食優待銘柄を分析してみました

外食系の優待銘柄は投資初心者に割と人気があります。雑誌などでも購入を煽るような記事があります。ただし、それは本当に賢い選択なのでしょうか?初心者が買うということは株価が割高になっていたりしないのでしょうか?この記事は外食優待銘柄の闇を暴く目的で調査した結果です。

この銘柄を買うのはよくない

壱番屋(7630)

50万円を投資して年4杯(2000円相当)のカレーに耐えられるか!?

アトム(7412)

10万円で年2回のステーキ(4000円相当)が食べられる!
PER235倍は厳しい。PBRも15倍
要は、1株あたり純利益の235年分の株価!!
一応、業績は多少伸びてるが、株価は割高に過ぎる。
正味価値の3倍以上で買わされているのではないか?
15年くらい優待廃止せずに持ってくれればいいけど。

サイゼリア(7581)

20万円で2000円の食事ができる!1%の優待利回り。
業績はそれなりのペースで伸びてる。
配当利回り0.8%を考慮に入れても総合で2%に行かず論外です。

マクドナルド(2702)

定番の優待銘柄で、商品引き換え券を6枚もらえる。
1枚の価値を500円とすると3000円相当になります。
どんなに高く見積もっても優待利回りは1%以下です。
配当利回りも0.6%なので、総合で2%に達しません。
株価が2000円以下であれば検討に値しますが現状では買えません。

まとめ

今回の記事で調べた銘柄は、総じて株価が割高だったり、配当と優待の総合利回りが低すぎました。少なくとも配当と優待の総合利回りが3.5%を超える銘柄でないと買う値打ちがありません。みずほ銀行や日産自動車の配当利回りは3.5%を超えています。配当金には課税されるというデメリットがありますが、食事以外にも好きな用途に使うことができます。多数の初心者投資家が正しい選択眼を持つようになれば、このような銘柄も適正価格に落ち着くことでしょう。

投資

Posted by @erestage