国内証券会社の投資信託を買うと損をする話
結論:国内証券会社の商品は買わないほうがいい。
日本株を対象とした投資信託で過去10年間のリターンを運用会社別に調べると、独立系や外資系が上位に入った。一方、国内大手は不振ファンドも多く抱え、平均した成績は全社で同期間の日経平均株価以下だった。
2019年7月2日の日経新聞より引用しました。
注目するのは「平均した成績は全社で同期間の日経平均以下」という点です。
投資信託には2種類あります
投資信託には大きく分けて「アクティブ型」と「パッシブ型」に分かれます。
アクティブ型の投資信託は、よくイメージされるトレーダーですね。画面に表示されたチャートを眺めながら、トレーダーと呼ばれる職業の方が、安くなった株を買い、高値で売るという行為によって、市場平均よりも良いパフォーマンスを得ようとする投資信託です。
パッシブ型は、指数銘柄(大型株)の長期保有により、市場の動きと連動した価格変動を目指した投資信託です。信託残高の状況に応じて売買を行いますが、基本的に保有構成を変えることはしません。
アクティブ型投資信託の成績が良くない
ここで、指摘されているのはアクティブ型の投資信託です。
もちろん、パッシブ型の投資信託であれば、基本的にどこのを買っても大丈夫です。手数料の低いものを選ぶ必要はありますが、概ねアクティブ型よりも手数料が低いので、さほど気にしなくても大丈夫です。
三菱UFJ国際証券のイーマクシス・スリムなどは、低コストで運用できます。
国内証券会社であっても、パッシブ型の投資信託であれば、何ら問題はありません。
まとめ
国内証券会社の提供するアクティブ型の投資信託は、買うべきではありません。