オニールの相場師養成講座を読了
オニールの相場師養成講座を読みました。
ざっくりと、重要そうなところだけピックアップしていきます。
値段的に買っても損は無い本だと思います。
株は上げているときに買う
これは定番ですね。下がりつつある株を買うと大変なことになります。特にアナリストが「割安な水準」とか言っているときは決して手を出してはなりません。以前、三菱UFJの株が下がり始めたときに買って痛い目に遭いました。
買い増しは買値より騰がったときにする
これはなかなかできてないです。そもそも買い増し自体あんまりしません。少なくとも買値より下がった水準で買い増しすることは慎まなければなりません。たいていの場合損失が広がります。
割安に見える株には手をださない
割安株というのは実は割高株です。その株価は永遠に下がるのですよ。
年初来高値の株を買う
高値を追えということですね。間違っても年初来安値の株に手を出してはいけません。
株が値を戻すのを待ってはならない
株は永遠に値を戻さないかもしれません。適切な損切りが必要です。
アナリストの推奨銘柄を真に受けてはならない
これは、そうですね。アナリストはあなたの資産を減らそうと努力する人たちです。
フォロースルー
http://orange.zero.jp/f.ishida.pine/technical/10.follow_throw.htm
ここを見ればわかるはず。書籍内の説明は役に立たない。
利益対損失比率は3対1
1勝3敗で収支をトントンにしましょうということです。利益の確定は3万円で、損切りは1万円にすると言えばわかりやすいでしょうか。ただ、金額を追うと失敗するという説もあるので、この金額は絶対的な金額ではなく利益率で見るべきでしょう。
利益の確定は+3%、損切りは-1%くらいが良いということですね。
30万円投資したときは9000円で利益を確定、3000円で損切りみたいな感じですね。これならば連続的に負けても安心ですね。打率が3割の投資家向けのルールです。投資技術が向上して勝率5割になれば、1対1でも良いかもしれません。
株を売買するときは成行にすること
なんとなく指値で買ってしまいそうですが、指値は重要なときに失敗します。タイミングの方が値段より重要なので、全ての取引は成行で行うのが賢明です。