コスタビクトリアの係留ロープ

係留ロープで港に固定する

こちらは、舞鶴入港時のシーンです。
船は漂流したりしないように、港ではロープで固定します。大きい船でも小さい船でも共通ですが、大きな船になればなるほど、ロープの太さは必然的に太くなっていきます。大型船であるコスタビクトリアでは一人では扱えないほどのロープの太さになるため、各港では複数人のチームで固定作業を行っています。

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この作業、時間が掛かるように見えて、一本あたりほんの数分で完了します。最初に船から、比較的細いロープが打ち出され、それを手繰り寄せると、太いロープを陸揚げできるというシステムになっています。引っ掛ける作業が完了すると、船側でロープを巻き取っていくことで着岸・固定となります。なかなか船側からこの作業を見届けることは難しいので、クルーズ船など、大型船に乗る機会がもしあった場合は、ぜひとも見学してみてください。