コスタビクトリアで行く舞鶴引揚記念館

舞鶴港からバスで東舞鶴駅に移動できます

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コスタビクトリアを下船すると西舞鶴駅行きのシャトルバスが用意されています。シャトルバスの利用料金は大人200円と割安ですが、西舞鶴駅には観光スポットが無いので、東舞鶴駅まで移動しなければならないという罠が待ち受けています。この西舞鶴駅と東舞鶴駅を結ぶ電車の数がびっくりするほど少ないのです。毎時一本くらいしかないので、計画的に進めていかないと大変な時間のロスを招きます。そんなことを書いているのは、筆者自身がとんでもない時間のロスをしてしまったからです。

舞鶴引揚記念館とは

終戦後にシベリアに抑留されていた人々は、舞鶴に引揚船で引揚てきました。その引き揚げてきた史実を後世に残すのが引揚記念館の役割です。コスタビクトリアで来たと言うと記念品を貰うことができるので、言っておいて損はありません。

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ナホトカの方角を示すオブジェがあります。850km彼方で抑留されていた人々が居るのです。

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引揚記念館の記念撮影をするためのスポットです。とりあえず、一人で行くと誰も撮影してくれないので、悲しい気分になることは否定できません。

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抑留者は粗末な小屋で酷寒の気候を凌ぎました。病気の人は比較的温かい小屋の上部の寝台に置かれていたとされていますが、このログハウスのような小屋でどれくらいの暖をとることができたのか。

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引揚記念館から更に斜面を登っていくと、公園があります。ここには引揚者が上陸した桟橋が残っています。

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公園内には石碑やオブジェが所狭しと並んでいます。ポケモンは居ないですよ。

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石碑があります。「ああ母なる国」という言葉が重いですね。

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海は綺麗で、山も綺麗です。日本海側の軍港として栄えただけのことはあります。

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引揚記念館には常に悲しさがつきまといます。