コスタビクトリアのカジノ

あまり使わない施設「カジノ」

コスタクルーズのクルーズ船では、日本船籍の船には無い施設として「カジノ」という賭博施設があります。外国船籍であっても日本の領海内ではカジノ営業はできません。公海上でのみ営業できます。終日クルーズ日が存在しない本クルーズでは公海に出るのは深夜になってしまいます。必然的に営業時間も深夜となるわけで、カジノに行ってみても人はほとんど居ません。ガラガラです。カジュアル客船はカジノが収益の柱の一つとのことですが、収益の柱がこんな感じで良いのかなと心配になります。

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カジノ施設はゲームセンターと合わせるとデッキ7の大半を占めるという豪華な施設です。ただ、日本語でのプレイ説明がまったく無いので、カジノ慣れしていないと、何をすればよいのか見当も付きません。主要施設には居るとされている日本語通訳が居ないのも、困ったところです。とりあえず、この手の華やかな施設で客の入り数が少ないということは、寂しい限りです。「日本人歓迎」とか書くだけでも、お客さんは増えると思うんだけど。

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夜の23時を過ぎても営業していません。深夜営業と言っても営業時間は1日3時間も無いような気がします。このブロックは窓も無いので、船内で地下室のような閉鎖された気分を味わうことができます。営業時間外は適当に座っていても誰も怒らないので、退屈なときは、いろいろなテーブルを巡ってみるのも楽しいです。

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これが有名な・・・なんだろう、このゲーム。ブラックジャックかな?

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これは、わかりますよ。さいころゲーム。ダイスですよね。

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みんな大好き?ルーレットです。いろいろ賭けることができますが、たいていのお客さんは赤と黒を当てることに熱心でした。ひし形のところに、チップを置いて、ルーレットの結果が出たら、外れたら回収されるし、当たれば置いた枚数と同じ枚数のチップが置かれるので、それを回収するというのが基本的な流れのようです。

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この両替所で換金できるようですが、換金している人を一度も見たことがないです。みんなスッカラカンになっているような気がします。

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コスタクルーズ発祥の船が展示されています。この頃から煙突は『C』マークが付いているんですね。クルーズ船ではなく貨客船ということで、イタリアと南米を結んでいたそうです。長旅ですね。

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また、ルーレットに戻ります。特にディーラーが有利になるようなトリックは無いようですが、ルーレット以外のゲームを含めて、ディーラー側に謎の操作パネルがあったので、カジノというのは何か仕掛けがあるような気がしてなりません。

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みんなでどんどんカジノをやろう!