機械式腕時計はノンデイトがオススメ!【ロレックス】
ロレックスなどの機械式腕時計には「ノンデイト」という設定があります。知らない人も多いのですが、腕時計の日付表示の部分が無い製品を「ノンデイト」と呼ぶことになっています。
基本的にはカレンダー機能が実装されている分、構造が複雑です。同じ型でもノンデイト版は通常版よりも割安な価格設定が成されていることが多いです。
オススメは「ノンデイト」
機械式腕時計を使った経験から、オススメするのは「ノンデイト」です。
間違いありません。機械式腕時計は使わないと48時間程度でゼンマイが切れてしまいます。毎日腕時計を付けるのであれば良いでしょうが、実際には休みの日には使わないことが多いのではないでしょうか?うっかりゼンマイを切らしてしまうたびにカレンダーを合わせるのは手間なのです。
そもそも、カレンダー自体も正しくありません。これは語弊があるかもしれませんが、月末は必ず31日まであることが前提でカレンダーが設定されています。同じ腕時計でも電波式腕時計などではカレンダーの月末が正しく処理される製品が殆どですが、機械式の腕時計ではそうはいきません。技術的には不可能ではありませんが、現実的なコストで実装することが難しいため、カレンダーは手動での調整が必要なのです。
機械式腕時計の課題はゼンマイの巻き忘れ
自動巻きであれば、付けているだけで巻かれる。そう信じていた時代が筆者にもありました。無理です。電車通勤などで長時間歩く場合は別でしょうが、車通勤では、高級な腕時計であったとしても自動巻きでは必要なエネルギーを確保できません。
特にオフィスでデスクワードなどしていると、全く巻かれることがありません。下手をしたら、腕時計を机の上に置いているので、これまた巻かれる可能性は皆無になっているのです。
必要なときにサッと振って、とりあえず時間を調整して使える。ノンデイト製品には、そういう扱いやすさがあるのです。腕時計も最初の方は振ってみたりして手間を掛けてあげたくなりますが、せいぜい1ヶ月くらいです。やはりどうしても止めてしまっていることが多いので、ノンデイトにしたほうが便利ですよ。