婚活パーティーと療養費詐欺
詐欺事件に注意しましょう!
婚活パーティーを舞台とした詐欺事件は未遂を含めると遭遇率は滅茶苦茶高いです。というか1パーティー2女詐欺師と言っても良い位でしょう。彼女らはグレーゾーンを歩いていて、確実に警察沙汰になるようなことは決してしません。その中でも、定番的なのは療養費詐欺です。詐欺は手口を覚えておけば騙される確率を減らします。女詐欺師は女伝道師(宗教勧誘者)と異なり、全ての男性に牙を剥いてきます。
療養費詐欺って何?
簡単に言うと「私は重い病気で何らかの高額な治療が必要。そのためにお金ちょうだい」みたいな感じです。実際にはもっと真剣な言葉で言ってきますけど、雰囲気的にはそんな感じです。特徴的なのは「重い病気」の病名は具体的には言ってきません。せいぜい「頭」とか「心臓」とかアバウトな感じです。実際に病気じゃないと詐欺罪になるから、病名は言えないんですよね。病名を聞かないと、本当に重いのかどうなのか判りません。
本当に彼女は病気なのかも?
そんなに女詐欺時に夢中になっているあなたは、高額な医療費を払う前に診断書を要求しましょう。医師の判子の押されている正式な診断書です。ニセ診断書というのもあるので、診断書はその病院に問い合わせて本物かどうか聞いて見ましょう。大規模病院では電子カルテシステムで管理されていて、診断書に記載されている番号で確認できます。小さなクリニックでは難しいですが、そもそもそんな重病の診断書を大規模病院以外で確定して出してくることは、普通はありません。
治療費って本当に掛かるの?
日本には高額療養費制度があります。月の医療費が一定額を超えると定額になるのです。もちろん差額ベッド代とか、健康保険が効かない部分はありますが、無いと死ぬというものではありません。また、健康保険に加入していない場合であっても、生活保護受給者の場合、医療費は完全に無料になっています。そのため、日本において「治療費がないと死ぬ」ということは、実に稀なケースなのです。