4689ヤフーとは

古参のインターネット企業

ヤフーと言えば、90年代からインターネットを使っている方であれば記憶にあるでしょう。あのインターネットの覇者であるヤフーです。検索エンジンでインターネットの世界を変えた企業です。今とは異なり初期のYahooはディレクトリ検索という仕組みであり、人間が目で見て辞書に登録していくという仕組みでした。その、Yahoo Japanのディレクトリに掲載されるサイトを作成するのが夢であった時代もありました。そういえばディレクトリに掲載されるサイトを一度はつくったのですが、プロバイダの解約と共に失ってしまいました。今からでも復活させてみたら人気が出るかもしれません。

配当利回りは3%くらい

インターネット系の企業は利益を新しい研究開発や新事業分野への投資に使うことが多いので、基本的に配当利回りは期待できません。キャピタルゲインを期待して買うのが普通なのですが、信じられないことにヤフーの配当利回りは同業他社に比べても高いのです。こんなに高くて大丈夫なのか心配になるくらいですが、それだけ事業が成熟して安定しているということでしょう。Yahooオークションはメルカリなどの新興勢力に脅かされているし、ショッピング系も出店手数料を無料にしても楽天市場に打ち勝てていませんが、それでも高配当性向を続けてくれています。

株価は長期低落傾向

株価は長期的に見ると低落傾向があります。長期チャートで見ると2000年、2004年、2006年に一瞬だけ天井を付けていますが、きっとネットバブルとかドットコムバブルとかの時代の話ですね。また200円割れの時代に突入するのか判断の分かれ目です。もちろん株価が安いことで個人投資家にとっては参入しやすい銘柄です。事業分野は異なりますが、銘柄としての雰囲気はみずほフィナンシャルグループに近いものがある気がしています。最低投資金額は30000円程度なので、これは割りと気軽に買える銘柄ですね。四季報によると広告収入などは堅調と記載されているので、コア事業がこれからも堅調であるのなら安心して買うことができます。意外と有望銘柄なのかもしれません。

目玉の新規事業は「ペイペイ」

2018年12月頃に100億円還元で有名になった「ペイペイ」を運営しているのも、このヤフーです。その影響もあって注目度が急上昇している企業でもあります。「ペイペイ」が成功するのか、失敗するのかで今後のヤフーの将来が決まる気がしています。ただ「ペイペイ」は不正利用の話題など、微妙な話が絶えないネタでもあります。そもそも「ペイペイ」を使っている人をほとんど見ることがありません。もちろん100億円還元の時にはコンタクトレンズ屋などで使われているのを見ましたが、キャンペーンが終わってからは見たことがありません。それでも、2019年に入ってからも負荷の増大でシステム一時停止などのニュースがあるので、日本全体としては使われているのでしょう。

投資

Posted by @erestage