年度末に向けての投資方針

年末に向けての投資方針という記事を書いたような気がしますが、もう年度末に向けた投資方針を書く時期になってしまいました。今日は収益もよかったので、できるだけロングな記事をお届けできるように努力してみますね。やはり投資に大切なのは運動だと思うのです。トレッドミルでランニングしながら考えると、よい戦略が思い浮かぶものです。やはり汗をかくことで頭が冷やされる効果があるのでしょう。

市場サマリー

日本株については、概ね順調に推移しています。すかいらーく(3197)と京都きもの友禅(7615)はグダグダになっていますが、他は収支トントンのラインをキープしています。基本的に配当目的で投資しているので、収支トントンで推移してくれれば言うことがありません。国内では政治的な話題もありますが、それよりも海外の動向に影響される市場なので、あまり気にすることはありません。おそらくはロシア大統領選挙よりも市場に与える影響は少ないはずです。そもそも安倍政権が今年終わっても全然不思議でないくらいに続いたのですし、多少の揉め事はあったほうが健全です。

続いて、ゴールデンウィークも意識されますが、連休明けは騰がるんですよね。これまでの経験からするとよほどのことがない限り、連休前に手仕舞いする個人投資家が多いので一時的に下がり、連休後に買い戻すので騰がることが多いです。もちろん海外市場で急落などが発生しても、連休中は売却することができないので、これをリスクと見る場合は手放すほうが正解と言えます。ただ、ここで買うという冒険をしてみるのも面白いでしょう。

このサイトの収益と言う点でみると前年同期割れしてるのが現実です。現実を冷静に受け止めていくことにしましょう。特に最近は記事をほとんど書いていなかったのが良くない点でした。これからはもっと記事を書いていこうと考えています。しかしながら、書くことがそんなになかったりするのが難しいところです。株価については日本株は長期的視点に立ってみると買い時だとは思います。今は高揚感もなくて、落ち着いた雰囲気です。どこまで下がるのかわからない部分もありますが、そもそも日銀やら年金基金が買い支える日本市場なので、ちょっとやそっとのことでは崩壊はしません。

どうやっていくかが、今後の課題となっていきそうな部分はありますが、いろいろ考えていたら月曜日のアメリカ市場は急落してしまいました。金は続落しました。うっかり買ったら困ったことになりました。そう言われると、配当金も何もない金などは下落相場になったらどうしようもありませんね。何か有事になって値上がりすることを祈っています。それにしても買うと下がるという現象は、なぜ発生するのか良く判りませんね。逆に保有していない原油は上昇傾向にあります。原油は夏ごろに仕込む予定なので、あまり気にはしていませんが、重ね重ね不思議です。

アメリカ市場が急落してしまいました。主たる要因はフェイスブックが個人情報漏洩事故?を起こしたためです。これによりフェイスブックの株価は7%も急落しました。元々時価総額の大きい会社だったので数時間で400億ドルが消し飛んだことになります。400億ドルと言えば日本円に直せば、4兆円を軽く超える金額です。これだけ下がればアメリカの株価も下がるというものです。フェイスブック危ない会社だね。

書籍レビュー

大学教授が科学的に考えた
お金持ちになるための本
最も効果的な投資は、株式か、不動産か、それとも金地金か

とかいう妖しげな本を入手しました。

金投資については「年に300g買いましょう」ということらしいです。グラム5000円としても150万円くらいですよね。筆者によると、金が1kgあれば1年は生きていけるそうです。有事の時に金地金を使うことが現実に可能なのかは判断がつきませんが、筆者は田中貴金属の手先のように田中貴金属を推奨していました。面白いことに、同じ書籍内で「ドルはなんとなく不安」とか書かれています。「なんとなく」とか全然科学的ではありません。

株式については最もらしいことが書かれていますが、PBRなどの一般的な指標に関して小難しく説明してくれているのと、極基本的な知識しか書いてありません。なおかつ説明が適当です。投資信託に関しては全否定で「仕組みは良く判らない」と断言されています。判らないことを判っているオレ様はすごいというソクラテス的な展開には驚かされます。筆者は投資信託のアクティブ型とインデックス型の区別もついていないようです。近年はインデックス型投資信託で海外先進国株のインデックス投資とか定番のようになってきていますが、ひとつも言及されていません。

それもそのはず、この本は年収が1000万円台の人を対象としています。普通の人には合いません。年収が1000万円あっても1000万円を使っていてはダメだという、至極当たり前のことが書かれています。ただ、役に立つことも書いてありました。不動産投資において、年間利回りの10年分の価格上昇があれば売ってしまえ!という提言です。この視点はありませんでした。確かにそのほうが過去の景気循環を見ると適切な気がします。これは株にも適用できるような気がしますね。中国電力の配当金は5,000円で株価は120,000円程度です。ここで株価が170,000円になったとすれば、一度利益確定をしてしまってもいいということですね。現実問題として、そんなに一気に株価が上昇することはないでしょうが、仮に上昇したとすればチャレンジしてみるのもいいかもしれません。いずれにしても株式投資というのは時間軸を長く取れば基本的には損をしないようにできています。10年単位で見て考えることができれば一番確実なのは株式投資ですね。

コラム

突然、コラムコーナーを始めてみました。いろいろ書いているのだけど、なかなか文字数が進みません。とにかく一万文字を意識してはいるのですが、これをどうにかするのは難しいですね。月曜日はダウが急落したのですが、火曜日の日本市場はなかなか堅調でした。ここで空売りを仕掛けてしまった人は大変だったのではないかと思います。そういう自分も1357を仕込もうかと、わりと真剣に考えていました。仕込まなくて助かりました。とりあえず、いろいろありますが順調に推移していると考えていいのでしょう。しかしながら、日本株の含み益が3%台になってしまいました。これはなかなか厳しい時期でもあります。SPDR500に至っては含み損に転落しています。年明けから買いを抑制していたので、これでも損失は少なくなっているのですが、ここから、どのタイミングで買い集めていくかは難しいところですね。とりあえず4月から本気出していこうかと考えています。アメリカ経済って堅調だよね。フェイスブックとか突発的な問題はあるけど、とりあえずは全体として問題があるようには考えていません。強いて言えば鎖国政策を取ろうとしているのは気になります。ただ、本当にアメリカの利益になるのであれば全然ウェルカムです。アメリカが強くなればなるほどポートフォリオも強化されていくので、トランプ大統領にはもっとがんばってほしいものです。

春はまだ来ない

寒い一日でした。春はまだこないのでしょうか。桜が開花したとかいう話題もありましたが、とりあえず今日は寒かったです。寒い一日があれば暖かい日もあるはずなのですが、今週はとにかく寒いだけで終わってしまいそうな予感がします。ネム財団が追跡を断念したというニュースがありました。やっぱり仮想通貨を追跡することは不可能だったんだね。とりあえず課税当局にとっては、かなり深刻なニュースであるように思います。発行元ですら追跡が困難なわけで、発行元でもない税務当局が仮想通貨の資産を捕捉して課税することは不可能であると宣伝されているようなものです。ここからどのように各国が仮想通貨を取り締まっていくのか、興味は尽きませんが、意外と仮想通貨がすべてを統一する時代があっさりやってくるような気がします。株とかどうなってしまうのかな?リアルマネーの価値が急落すれば、当然株価が騰がるので問題は無いのですが問題は現金で保有している部分の霧散してしまう点ですね。これについては、どうしようもないところではありますが、霧散することを前提にして資産運用を行うことも大切かもしれません。それこそ、前述の書籍のように金などの形で資産を保有しておくことも念頭に入れておくべきでしょう。

今年の夏は暑いらしい

今年の夏は暑いと言うことが気象庁の長期予報で発表されています。暑いということは、どこかの株価が上昇するということですね。基本的にはアパレル関係が暑いと勢い付きますが、ユニクロのファーストリテイリング(9983)とか高すぎて株を買うことができないんだよね。店舗にいる客数を見ると、これからもそれなりに成長してはいきそうなんだけどね。類似業種で探してみても、イオンは既に株を持っているから意味がありません。そして、しまむら(8227)についても株価が高すぎて買えないという点においてはファーストリテイリングと変わりありません。購入金額が100万円以上するとか、売買するタイミングに悩みまくる。1社のポジションが大きくなりすぎるので、困ります。

そもそも、ファーストリテイリングもしまむらもそんなに成長余地があるようには見えないんだけど。なんだろう、海外は儲かっているとかそういうのなのかな。しまむらのPER×PBRは23くらいですが、ファーストリテイリングは200近くになります。この値が10を超える企業は長期投資の対象としては適さないという解釈がされています。しまむらはよいとしてもファーストリテイリングは期待値がちょっと高すぎるように感じます。このあたりは個人の主観だとは思うのですが、もよりのユニクロに行ってみて、そんなに成長するように感じるでしょうか?確かにレジには行列ができていたりします。土日にユニクロに行くと待ち時間が長くてびっくりしますが、逆に平日はガラガラだったりします。そんなに平準化ができている気配もないのに、この株価の根拠はよくわかりません。適正株価は2000円~3000円くらいだと思うんだけど。

突き詰めればファンダメンタルス

株の動きを突き詰めればファンダメンタルスに落ち着く。そのように指摘されていた時期がありました。実際にその通りで、神様の動きは鈍いかもしれないけど、確実に業績のよい企業の株は「いつか」上昇することになります。この見直されるまでの期間がどれくらいかはわかりませんが、最近はギャップのある企業が少なくなってきたように思います。つまり株価が上昇したために魅力のある銘柄が減ったということに他なりません。株価が下落したときに買いを入れるのは投資の定番でありますが、その前提もファンダメンタルスです。足元の経済情勢が総崩れであったとすれば、そこで買うことは難しいです。サブプライムローン問題のときに、バフェットが「買いの好機」と発言して話題になりました。実際に、そのタイミングで株を買えるかは、世界の経済情勢を見ると厳しいものがありました。実際に翌2009年は株価が下落基調となり、バフェットの言うとおりに買ってしまって、損切りしたという人もいます。実際、損切りしなければ、その後のアメリカ経済は順調であり、とても良い成果を残すことができたはずです。それなのに売ってしまった。これは究極的にはファンダメンタルスを信用できないと株式投資でよい成果を出すことはできない、という結論にもつながります。

ファンダメンタルスをどのように知るのかという点において、これはなかなか難しい問題があります。経済ニュースを日経新聞で読めば大丈夫!みたいなことには決してならないので注意が必要です。ニュースがマスメディアの媒体に載って届くまでの間に、どれくらいの関係者が介在しているのでしょう。この介在の過程でニュースは伝播・遅延してしまい、関係者が利益を得ているのです。そしてマスメディアの報道内容には正確性が欠けることが多く、特に経済ニュースなどはアテにすることはできません。株価が下落したときに、街頭の株価ボードの前にうろついている怪しいオッサンに該当インタビューをして、株価が下がったことを報道している、日本放送協会の適当なニュースを見たことがあるでしょう。そんな「個人の感想」を報道されても仕方ないし、そんな内容は投資の役に立つことは決してありません。ファンダメンタルスを知るために重要なのは数字であり、すべてはそこに集約されることになる。決算書を読むことができれば良いが、現実的にはそこまでできる人は少ない。特に公認会計士などのプロが粉飾しているような場合に素人が見抜くのは難しい。東芝問題などはプロですら見抜けていなかったというのだから驚きだ。人生はわずか30000日、会計士や税理士としての人生を歩む気がないのであれば、そこまで会計学の勉強をするのは時間の無駄でしかない。もちろん簿記3級など、基礎的な知識はあったほうが良いが、それすらが無い場合でも使える簡易化された経営状態を示す指標がある。PERやPBRという指標を知っておくことは、今後の投資生活において、大きな役割を果たしてくれるであろう。関連記事

有期労働者の無期転換ルール

有期雇用労働者の無期転換ルールが4月から始まります。労働者側からの視点からの記事は多いですね。当然人数が多いので記事としては読者が多くなります。これは経営側から見るとどうなるのでしょう。無期転換ルールが周知されていない企業というのも多くありますが、政府も「円満に無期になろう」と奨励しているので、無期になったほうが良さそうです。無期というと無期懲役のようなブラックイメージが付きまとうのですが、これはよいのでしょうかね。

この有期転換は誰でもできるわけではありません。規定があります。

有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときに
労働者の申込みにより
期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換される

という長い文章で規定されていますが、通算5年というところが大きいです。1年契約の場合は5回更新されて初めて、この転換権が発生します。普通の経営者であれば5年目の更新を避けようとする動きになりますね。ただ、それはダメみたいなことが公式サイトには記載されています。実際に指導はされないのでしょうが、労災などのほかの面倒ごとが起こったときに労働基準監督署の心象が良くないとマズい気はします。特に中小零細は厳しそうです。

無期転換申込権が発生する前に雇止めをすることは、労働契約法の趣旨に照らして望ましいものではありません。また、有期契約の満了前に使用者が更新年限や更新回数の上限などを一方的に設けたとしても、雇止めをすることは許されない場合もあります。

許されない場合もあります。とか言われると安全面に振ると雇い止めはできないことになります。ただ、1年契約で更新せずに打ち切れば問題はなさそうなので、これからの有期雇用は1年使い捨てが定番になってきそうです。最初から一回も更新しなければ抵触しないのでしょう。問題は仕事に慣れた頃に手放す必要があるので、雇っているメリットがほとんど無いあたりですね。事実上、有期労働契約者は単純な作業しか任せることができなくなります。ということは有期労働契約者を確保するメリットもあまりありませんね、じゃあ正社員で確保するしかないね。という流れに持っていくための今回のルール改正だと見ています。これで正社員でも誰も来ない企業は完全に倒産するしかないですね。このあたりを見ていくと、今後の株価にもこのルールが微妙に影響していくようにも感じられています。これは、特定の企業では大きなダメージを受けるのではないでしょうか?東京ディズニーランドとか正社員より多いアルバイトで運営されている企業はダメージが大きいようにも思います。ただ、東京ディズニーランドのようにブランドイメージが良い企業は学生バイトなどを集めることが容易なので、よさそうです。ファミレスなどの一見キレイ目な仕事もそれなりに生き残りそうですが、そうではない業種は果てしなく面倒なことになりそうです。倒産ラッシュとかになったら日本経済の再生にも役立ちそうですね。

火曜日のアメリカ市場は再び上昇しました

当然の展開かもしれませんが、月曜日のフェイスブックショックを越えて、既に株価は回復基調に入っているのかもしれまsせんね。335ドルの下げから116ドルの上げになっていますが、ここから騰がると見るか、下がると判断するかが投資家の腕の見せ所ですね。騰がる可能性が少しは高いような気がします。この辺の勝てそうな勝負で少しずつ利益を積み重ねていくことが株式投資の本質であると考えています。株で一発当てて大儲けなどと、とんでもないことは考えるだけ時間の無駄でしかありません。株式投資はある程度まとまった資金を運用して、僅かな差益を積み重ねていくビジネスに他なりません。基本的にはキッチンカーでホットドックを売り歩くビジネスと変わるところはないのです。パンとソーセージを仕入れて、売れそうなところで勝負を挑むのですよ。そして売上から得られる利益は数百円。その微妙な利益を積み重ねていくビジネスモデルと株式投資は変わるところがないのです。株式投資の方が初期投資が要らないのがメリットですね。キッチンカーも買えば安いものではありません。証券口座を開くのはタダです。仕入はホットドック屋さんの方が安いでしょうね。ソーセージが高いかもですが、株に比べれば安いものです。結構、経営ノウハウが要りそうですね、あのキッチンカーというビジネスも。さて、キッチンカーやってみようかなという人もいるかもしれませんね。いろいろマスコミでも報道されていますし。ただ、仮想通貨でも何でもテレビでやるようになったらすべてがおしまいです。手をつけないほうが賢明でしょうね。まだ、ポケットティッシュを配る仕事のほうが将来性はありそうです。

フェイスブックの何が問題だったのか

株価下落の原因はフェイスブックにあるとされていますが、いったいフェイスブックの何がそんなに悪かったのでしょうか?すべてが悪かったのは言うまでもありませんが、情報の提供先がトランプ陣営でなくクリントン陣営だったら良かったかのような論調には同意しかねます。悪かったのはフェイスブック自体に他なりません。ビッグデータの活用に対してのリスクの判断が適切にできていなかったように感じられます。フェイスブックが今回株価を下げた要因が、他の企業にも無いとは言い切れません。例えばTwitterなどは、従業員が退職前にトランプ大統領のアカウントを無効化したという騒ぎがありました。どうもネット企業はすべてを制した気分になってしまい、危ない道へと進んでいるように感じます。同じような問題はアメリカ企業全般に言えることであり、特に日本でも店舗数を増やしているコストコなどは、その最たるものと言えます。コストコは会員制であることを隠れ蓑にして顧客の個人情報を取得しています。会員とならない人物は顧客ではないとして排除する仕組みになっています。ネットショップと異なり、商品を配送する必要が無い店舗販売において個人情報を収集する意味というのは何でしょうか?これは個人情報と購入品の紐つけを行い有益な情報を不当に収集しようとする動きに他なりません。会員になるときに情報の利用用途を明確に明かさない点も有害です。そして、会員は途中でいつでも解約できると言っていますが解約するためには店舗に行く必要があります。また、コストコの真に恐ろしいところは「ぜんぜん安くない」ということですね。たまに安いと思うものがあったとしても、それはAmazonでもっと安く売っていたりします。またタマゴなどの生鮮食料品の類は賞味期限切れの商品が当然のように販売されているので驚かされます。本当に安いのか、必要なものは何なのかを見極められる人であればコストコの会員になることは決して無いのでしょう。例えばウォーレンバフェットがコストコに興味を示さないのと同じことです。ただ、ビジネスモデルとしてはコストコの年会費モデルは極めて素晴らしいものです。何も売れなくてもお金が最初から入っていることになり、顧客情報を高い次元で収集することができるという点ではポイントカードシステムも同じですが、このポイントカードシステムは当然ながらポイントを発行する必要があります。ポイントを発行するのに比べると、顧客から金を奪い取っておいて更に個人情報を収集できるというのは実に画期的なシステムであると言わざる得ません。例えばイオンが入場料を取るようになれば誰も行かないでしょう。しかしコストコでは入場料収集の仕組みが確立されているのです。そして、その仕組みはAmazonなどにも流入しつつあります。Amazonではプライム会員制度がありますが、最近はプライム会員でないと購入が許可されない商品が増えつつあります。このプライム会員も不思議なことにコストコと同じ価格設定になっています。安いからといって不要なものを買ってしまうのは資金管理的にも非常によくありません。コストコは不要なものを無駄に大量に買わせようとしている点で非常に有害であるビジネスモデルといわざるを得ません。ただコストコのビジネスモデルが日本国内で定着していくのかどうかについては今後の経済情勢を占うものとなるでしょう。

結局コストコなのか

いつの間にかフェイスブックから時代がコストコになっているわけですが、コストコとはフェイスブックと何が異なるのでしょう?コストコはネット企業ではありません。そして意外ですがコストコは業務用の卸売りを主体として行っていた法人向けのサービスなのです。専門的に言うとBtoBビジネスを行う企業がコストコであり、コンシューマを対象としてBtoCビジネスを主体としているAmazonやフェイスブックなどとは全く異なる歴史的経緯を辿っています。その影響もあってコストコの法人会員は個人会員よりも安めに設定されています。法人にたくさん来て欲しいわけですね。設立の目的が「業務スーパー」と同じであったということを知れば、少しはコストコに親近感が沸くのではないでしょうか。

さて、コストコの法人会員ですが「株式会社」などの「法人」でないとなれないのではないかと思いますが、意外なことに個人事業主であれば法人会員になることができます。これはかなりびっくりだったのですが、そういうものだと言えばそういうものなのでしょう。ちなみに法人会員になるのに登記簿などを提出する必要はありません。簡単なものであれば名刺などでも良いそうなので、割と気軽に法人会員になれるということでしょう。法人会員になってもメリットは年会費を500円節約できるくらいなので、あまり無理をして法人会員になる必要性はありませんが、これでも良いという人には法人会員になることがオススメです。

週の後半はこれからどうしよう

春分の日を迎え、だいぶん季節も暖かくなるかと思っていたらいきなり雪が降って驚かされます。春はまだちょっと遠いようですが、たまに暖かい日もあるのでよしとしておきましょう。明日から週の後半に入りますがどうなっていくかは未知数ですね。アメリカ市場は回復しつつあるので水曜日のアメリカ市場が上昇するようであれば日本市場も上昇するような予感がしています。どこまで騰がるかは不明ですが、金曜日は買いつけを予定しているのであまり急騰しないでくれると助かりますね。この2018年の第一四半期も終わりに差し掛かっていますが、いろいろ下落はしましたが、事前の準備もあって致命的なダメージは回避することができました。致命的なダメージさえなければ明日につなげていくことができるのが株式投資の良いところです。この調子で今年はダメージを最小限にしながら進めていきたいですね。現実的に考えるとダメージを最小限にするといってもなかなか難しいところではありますが、とりあえずは夏ごろに原油を仕込むことを目標にがんばります。投資信託は地道に継続購入を続けているのである程度のポジションは確立できていることでしょう。次の四半期でもある程度のポジションセットを予定していますが、このポジション配分が適正であるかについては予断を許さないところがあります。まだまだ油断を許さない週の後半ではありますが、新しいきっかけをつかんでいけるように、新規銘柄の発掘に取り組んでいければいいですね。もっと下がってくれれば高配当株を中心にしてどんどん日本株を買い増ししていきますよ!

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Posted by @erestage