クリスマス大特集!

クリスマススペシャルとして、今週の投資結果と今後の指針を検討してみたいと思います。コナーズの本を読んで、いまさらですがADXという指標があることを知りました。ADXとはトレンドの強さを表す指標であり、要はボラリティが高い状態か低い状態かを示すものです。ボラリティが低い状態での短期トレードは厳しいのでADXが一定の閾値以上のときに取引を行うことが望ましいとされています。

コナーズの本ではADXが30以上の場合に取引することを提案していることが多いです。原油(1699)のチャートで確認してみましたが、確かにADXが30以下の局面で買っても利益を出すことは難しそうに感じました。まあ、ADXが30以下という時期というのは少ないのですが、とりあえず買ってはいけない時期というものを知ることができるだけでも十分な価値があります。

さて、ADXですがボラリティのパワーを知ることはできても方向性を知ることはできません。市場が上昇傾向なのか、あるいは下降傾向なのかを知ることができないとADXが高いからと言って手を出すことはできません。そこで使用するのがDIというものです。DIには+DIと-DIがあり、+DIの値が高いときは上昇傾向、-DIの値が高いときは下落傾向にあるとされています。

この辺を踏まえて、書籍にはこのように書かれています。

1.14日ADXが30を上回っている。ADXは高ければ高いほどよい。
2.14日+DIが14日-DIより大きい。

前提知識が無いと何を言っているのかチンプンカンプンですが、意味が分かれば怖くはありません。これらのADXとDIの値は各種チャートソフトでも確認できます。オープンソースのProtraでも確認できるので使わない手はありません。これらは、DMIとして登録されているので、うっかりADXで探さないように注意してください。

また「はらみ足」という言葉もあります。耳慣れない言葉ですが、前日の高値と安値の範囲内に当日の高値と安値が収まっている状態を「はらみ足」と呼ぶそうです。

この調子でクリスマスも寂しく乗り切っていきましょう。

投資

Posted by @erestage