martingail☆マーチンゲール法とは何か?
もしかしたらルールに組み込めるかも?
マーチンゲール法は簡単に言うと、負ける度に前回の掛け金の倍を掛け金としていく古典的な方法です。どこかで勝てれば収支はトントンになるし、連続して勝つことができれば利益が出ます。資金さえ無限にあれば、少なくとも負けることはありません。実際には、売買手数料と税金があるので、1勝1敗すると僅かに負けていくので、微妙に成立しないのですが、損失を取り戻すのに、現行の投資システムでは勝率は50%程度となるので、損失の翌日には取り戻せる可能性が出てくるのは素晴らしいです。今までだと2勝しないと取り戻すことができないので、1回で取り返すことができれば、画期的とも言えます。
シミュレーションしてみる
ただ、システムトレードにおいては10連敗することも想定に入れておかないといけません。仮に1357で基準株価を3000として10連敗したら、掛け金の推移はどうなるのでしょうか?シミュレーションしてみましょう。ここでは売買手数料は考慮していませんのでご注意ください。
1日目:3000円
2日目:6000円
3日目:12000円
4日目:24000円
5日目:48000円
6日目:96000円
7日目:192000円
8日目:384000円
9日目:768000円
10日目:1536000円
良く考えたら、資金計画的に厳しいですね。
10日目は150万円も資金調達が必要です。
13日目には1000万円を超えてしまうし。
その割に2日に1回の勝率だと、だいたい掛け金が10,000円以下なので、20円で利益確定しても60円くらいの平均利益にしかなり得ません。150万円を用意して、月にせいぜい20営業日10勝しても600円くらいですね。金利に換算すると年利0.72%くらいですね。まあ、超低金利時代としては悪い投資ではありません。リスクも定期預金並みには低そうだし。ただ、資金運用効率が滅茶苦茶悪いというのは感じています。1日目の掛け金を増やすと後が大変になるので、増やせないしねー。増やしたところで金利的には変わらないし。
増やすべきは勝率
そうですね、マーチンゲール法は悪くはありませんね。
語り継がれるだけあって、人によっては合っているかも知れません。
まあ、損失があっても社会でだれかが喜んでいるのです。
そのうち見返りが来ることもあるのでしょう。
それでは本日も読者の皆さんが勝てることをお祈りしています。